ビジネスや旅行でホテルに滞在する際、洗濯物をどうやって干せばいいのか気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、年間200日以上出張生活をしている自称出張のプロの私がホテルでの洗濯物の干し方に焦点を当てました。
洗濯物を効果的に乾かす場所などをご紹介し、快適な滞在をサポートする秘訣をお伝えします。
部屋干しで必要な最低限グッツ
今回はホテルでの洗濯物の干す場所などを中心に紹介します。
洗濯をする場所はホテルに備え付けのランドリーや、ホテル周辺のコインランドリー、部屋で手洗いという手段があります。
今回の前提として持っていてほしいグッツが2点あります。
最低限グッツ①ハンガー
服を干すのに前提としてハンガーは持参しましょう。
ハンガーがないといくらいい干す場所があってもTシャツなどを干すことができません。
携帯に楽なハンガーとしてアルミハンガーが良いと思います。
アルミ製は「錆びない」「軽い」「丈夫」と携帯ハンガーとして非常におすすめです。
100均にも売っているので見てみてください。
ただしこの形のハンガーは持っていく際にかさばるという点が欠点です。
その点、折りたたみ式ハンガーというものをおすすめします。
私は出張が多い性質上色々折りたたみハンガーを試しました。
あまり複雑な構造は壊れやすかったり、普通のハンガーよりもかさばってしまうもの(折りたたみの意味ない・・)、スチール製で重たいもの。
最終的に個人的には無印良品さんのアルミ製の折りたたみハンガーがおすすめです。
開く仕組みも簡単です。
最低限グッツ②ピンチハンガー
ピンチハンガーについても持参しましょう。
ピンチの数は少ないものでもんだいありません。
1週間に1度一人の洗濯物(下着7着+靴下7着+α)を想定すると16~20ピンチのものでOKです。
無印良品さんの16ピンチアルミハンガーは軽くて丈夫でおすすめです。
最近使用しているのはアマゾンさんで見つけた折りたたみハンガーがあります。
骨組み自体が折りたたみ出来てコンパクトになりおすすめです。
ピンチハンガーで折りたたみ構造は画期的です。
少し壊れやすそうな気もしますが値段を考えるといいかなと思います。
ホテル部屋に備え付け編
まずはホテルの部屋で洗濯物を干せることが多い場所を紹介します。
付属品を購入しなくていい洗濯物の干す場所を紹介します。
備え付け編①ユニットバスのタオルラック
どのホテルにもある洗濯場所の干す場所の定番として「ユニットバスのタオルラック」があります。
ハンガーに洗濯物を数枚をかけても落ちてこない十分な強度と丁度良い壁との距離があります。
ユニットバスは換気が必ずついているので換気機能を使用しておけば洗濯物を乾かすことが十分できます。
ユニットバスの構造上トイレの上に来ることが多いのが少しネックです。
備え付け編②ユニットバスのカーテンレール
ユニットバスには必ずお風呂の水が漏れないようにカーテンレールが付いています。
ちょっとやそっとで落ちない様になっていますので洗濯物をハンガーにかけて乾かすことができます。
ただし注意点としてはホテルによっては洗濯物をかけないでほしいと注記がある場合もありますのでその場合はこちらにかけるのはやめましょう。
元々カーテンのレールなのであまり大量に掛けると重量で落ちてしまうかもしれないので注意しましょう。
備え付け編③洗濯物干しロープ
ホテルの各部屋に洗濯物を干すロープが備え付けていることが稀にあります。
この手のタイプはロープを必要な時にだけ取り出して固定し、必要のない時は片付けれるという優れもの。
ただし、壁に穴をあけて固定するため個人で設置は絶対にダメ!
備え付けてあればラッキーぐらいに考えておきましょう。
ちょっと話は逸れますが我が家では自宅で使用しています。
普段はロープをしまえるので目立たなくて結構便利です。
便利グッツの紹介
付属している場所だけだとホテルによっては干す場所がなくて困る場合もあります。
そんな時に便利グッツを持っていくと干す場所に困ることはありません。
色々試しておすすめするグッツを紹介します。
便利グッツ①キャンプなどで定番のハンギングラック
キャンプなどで使用するハンギングラックというものをご存じでしょうか。
ランタンを引っ掛けたりシェアカップを引っ掛けたりするあれです。
もちろんハンガーを使用して濡れた洗濯物をかけることもできます。
ハンギングラックはキャンプに持っていけるように組み立て式のものが多く売ってます。
実はこれ軽量でコンパクトになるという優れものなんです。
他にも便利グッツは数多くありますがハンギングラックを使用することに私は落ち着いています。
どのホテルの部屋の構造にも左右されないというのが大きなポイントです。
数多く売っているハンギングラックですがホテルで使用するのに私がおすすめなのはNaturehikeさんの「ハンギングラック ランタンスタンドLサイズ」です。
理由①組み立てが非常に楽!
組み立てやすいようにすべてのパーツがゴムひもでつながっており迷いなく組み立てることができます。
理由②十分な高さ!
組み立ててハンガーをかけた時に床に引きずらないというのは大事なポイントです。
Lサイズは約100cmの高さになるので十分な高さを確保してます。
(Mサイズは約70cmなので少し引きずってしまうかもしれません)
理由③広げた時の奥行が狭い!
これはホテルで使用する際にめちゃくちゃ重要なんですが足の奥行が他のハンギングラックに比べて狭いことです。
Lサイズで約57cmという奥行はホテルの部屋に設置するには嬉しい狭い奥行です。
例えば有名どころでFIELDOORさんのハンギングラックは奥行約93cmもありその差は36cmもあります。
ホテルの少ないスペースを考えるとこの36cmはかなり効いてきます。
設置できないと意味ありませんからね。
便利グッツ②ドアなどのツッパリに引っ掛けるハンガーフック
こちらはドアなどに引っ掛けるタイプのハンガーフックです。
1000円以下でお手軽に購入できるのでお試しとして購入してもあまり負担にならないと思います。
折りたたみ仕様である程度コンパクトになりますので持ち運びにも便利です。
ハンガーに5枚シャツをかけるとこんな感じです。
間隔は結構狭いので厚手のものを干すときは1つ空けて干した方が乾きやすいかもしれません。
参考までに下記にリンクを張っておきます。
Amazonさんだと369円と激安です。(2024年10月時点)
便利グッツ③突っ張り棒
意外と使えるのが突っ張り棒です。
ビジネスホテルはユニットバスを部屋に配置する都合上、ベットがあるメインルームまでの一部廊下があることが多いです。
この廊下が意外とねらい目のポイント。
突っ張り棒を1本持ち歩いていると十分な洗濯物干し場所を確保できます。
欠点としては部屋の廊下幅が広い場合には使用できないことです。
おすすめしないグッツ
ホテルの洗濯グッツとしておすすめしないもの・購入して失敗したものを紹介します。
おすすめしないものなので購入は自己責任でお願いします。
おすすめしないグッツ①小さくない折りたたみハンガー
一見便利そうに見える折りたたみハンガーですが、折りたたんだ時のサイズに注意です!
普通のハンガーよりもかさばる可能性がありますので折りたたみハンガーを購入の際は折りたたんだサイズにも注目しましょう。
おすすめしないグッツ②延びるタイプの洗濯ロープ
延びるタイプの洗濯ロープです。
引っ掛けるところも付いていて、洗濯ばさみも付いていてこれだけ持っていけば十分では?と想像力が働くアイテムです。
しかし、ホテルは意外と引っ掛ける場所はありません。
また、伸びるのも洗濯物を干すと重みでだらっと垂れてしまい少量しか干せません。
もし使用する際は引っ掛けると駄目な場所も結構ありますのでホテルの備品を壊さないに注意しましょう。
洗濯ロープは伸びないタイプがおすすめです。
おすすめしないグッツ③手洗い袋
洗濯物・水・洗剤の3つを入れて振るだけで洗濯ができるというこの手のグッツ。
これが意外と重労働です。
Tシャツ2枚程度でも「洗濯」「すすぎ」「すすぎ」といっぱい振らなければなりません。
また、脱水もコツがいるのでしっかり乾かすには服の材質も選びます。
私には出張中に仕事で疲れた体でホテルに帰り、毎日この重労働はできませんでした。
もちろん手洗いを毎日できる方にはおすすめです。
毎日洗濯できるので持っていく服の減らしたい方にもおすすめです。
人を選ぶという事でおすすめしないグッツに入れさせていただきました。
まとめ
今回はホテルで洗濯物を干す方法を紹介しました。
快適なホテル生活を過ごしてください!