旅行は楽しみですが、快適なインターネット環境へのアクセスは、まるで新しい地平を開くかのような体験をもたらします。
だからこそ、ホテル選びにおいてもWi-Fiの有無は重要なチェックポイントとなります。
しかし、いざチェックインした後、期待に胸を膨らませてWi-Fiに接続してみれば、信号が弱かったり、速度が遅かったりすることも少なくありません。
そんな時に役に立つのが、自分で持参する小型のトラベルルーターです。
本文では、旅先でのネット環境を快適に保つための、ルーターの必要性や選び方について掘り下げていきます。
旅行の準備にもうひと手間加えて、どこにいても繋がる便利さを手に入れませんか?
ホテルでのトラベルルーターが便利な理由
ホテルでの無料Wi-Fiを使用していて、夜のゴールデンタイム(7時~9時頃)の一番使用したいときにWi-Fiが切れた経験はないでしょうか。
そんな時に有線LANから自分用のWi-Fiネットワークを簡単に構築してくれるのがルーターです。
有線LANよりネットワークを構築した時の方が圧倒的に安定したWi-Fi環境になります。
ホテルで使用するルーターの選ぶポイント
ルーターといっても様々種類のルーターがあるので最適なものを選ぶ際に参考にするポイントを3つ記載します。
周波数で選ぶ
Wi-Fiの速度に大きく影響を与えるものに周波数というものがあります。
5GHzと2.4GHzという2種類がありホテルの部屋のような遮るものがない場所では5GHzの方が通信速度が早い。
ルーターには2.4GHzのみの対応機種、5GHzも対応している機種の2種類があるので2.4GHzと5GHzの両方に対応しているルーターを選ぶとホテルの部屋での通信環境がよくなるのでおすすめです。
注意事項としてPCやスマートフォン、タブレットなど様々な端末を接続すると思うが、受信する側の端末が5GHzに対応していることも事前に確認して頂きたいです。
ただ、最近の端末はほぼ5GHzに対応しているので問題ないと思われますが確認はした方がいいです。
大きさで選ぶ
もし家用Wi-Fi環境を構築したくてルーターを選ぶ際にはある程度設置する場所にもゆとりがあり、大きさは気にしなくてもいいかもしれないです。
ここではホテルで使用するということで持ち運びのしやすい大きさを選ぶ必要があります。
ACが別に必要かどうかも大きさに含まれるので合わせた時の大きさで選びましょう。
給電の方法で選ぶ
ホテルで使用する小型ルーターには大きく分けて2種類の給電方法があります。
- コンセントが内蔵されていて100Vの電源に直接差し込むタイプ
- USBなどのケーブルで給電するタイプ
コンセントタイプのメリットは別にケーブル等を持ち歩く必要がないこと。
コンセントタイプのデメリットはコンセント部分がかさばることとホテルの100Vを一つ潰してしまうこと。
ケーブル給電タイプのメリットはPCなど他の機器と組み合わせることでコンセント部分が不要であること。
ケーブル給電タイプのメリットはケーブルを別途持ち歩く必要があること。
以上の点を考慮して自分に合うトラベルルーターを選びましょう。
Wi-Fiルーターを使用するメリット
Wi-Fiルーターを使用するメリットを3つ記載します。
パスワード設定が楽
ホテル無料Wi-Fiでも十分な速度でインターネットを利用できるホテルもあります。
しかし、PC+スマートフォンなど、使用する端末が複数ある時にいちいちパスワードを各端末ごとに入力するのはかなり手間です。
まして長期間宿泊する際にホテルの部屋が変わるとWi-Fiのパスワードも変わるホテルもありかなり面倒です。
Wi-Fiルーターでは一度設定をしてしまえば自分の指定したパスワードの入力となるため、各端末毎にパスワードを入力する手間から解放されるのはかなりうれしいポイントです。
部屋の当たりはずれから解放される
各ホテルによるがホテル無料Wi-Fiを使用する際、部屋によってはホテルルーターとの距離が遠いため、障害物によってWi-Fiの電波が遮られ、速度が低下することがあります。
最悪の場合、部屋によってはホテル無料Wi-Fiを使用できない時もあります。
有線LANよりネットワークを構築したWi-Fi環境ではこの当たりはずれからも解放されます。
通信速度が快適になることが多い
夜のゴールデンタイム(7時~9時頃)の一番使用したいときにWi-Fiが切れた経験はないでしょうか。
そんな時に有線LANから自分用のWi-Fiネットワークを簡単に構築してくれるのがルーターです。
有線LANよりネットワークを構築した時の方が圧倒的に安定したWi-Fi環境になります。
おすすめのトラベルルーター①TP-LINK AC750 ワイヤレス トラベルルーターTL-WR902AC
私の独断と偏見で選んだトラベルルーターを1つ紹介します。
私も使用していてホテルで使用するルーターでおすすめなのが「TP-LINK AC750 ワイヤレス トラベルルーターTL-WR902AC」です。
2.4GHzと5GHzの両方に対応しており、433Mbps+300Mbpsと最大433Mbpsの速度で快適な環境でインターネットへ接続できます。
切り替え式ではなく両方の電波を同時に接続できるのが結構良いポイントです。
7.4cm×6.7cm×2.2cm(お札を半分に折ったぐらいの大きさより小さい)というサイズ感で、重さに至っては約56gという軽さです。
鞄のポケットなど、どこにでも入れて持ち運べるのがうれしいです。
給電タイプはMicro USB Type-Aにて給電するタイプです。
マルチタップ(USBの取り口が複数になる電源タップ)を持ち歩いている私はケーブルを1本一緒に持ち運べばいいのでUSB給電タイプが非常に助かります。
私も実際に使用しているので自身をもって紹介できる一品です。
おすすめのトラベルルーター②BUFFALO WMR-433W2-BK
私の独断と偏見で選んだトラベルルーターを1つ紹介します。
「BUFFALO WMR-433W2-BK」です。
2.4GHzと5GHzの両方に対応しており、433Mbps+300Mbpsと最大433Mbpsの速度で快適な環境でインターネットへ接続できます。
ただ両方の電波を同時に出力ず、切り替えスイッチによってどちらかを選択する仕様です。
大きさは4.5cm×4.5cm×1.5cmで重さは約19gと驚きの軽さです。
給電タイプはMicro USB Type-Aにて給電するタイプです。
マルチタップ(USBの取り口が複数になる電源タップ)を持ち歩いている私はケーブルを1本一緒に持ち運べばいいのでUSB給電タイプが非常に助かります。
①にて紹介した「TP-LINK AC750 ワイヤレス トラベルルーターTL-WR902AC」との違いは2.4GHzと5GHzの両方を同時に出力ず、切り替えスイッチによってどちらかを選択する仕様です。
私はPCやスマートフォンは5GHzの方がいいのですが会社の機器が5GHz対応ではなく両方同時に使用したかったので①の方を購入してます。
全て5GHz対応機器を使用している方はこちらの方がおすすめです。
おすすめのトラベルルーター③ちびファイ4(MZK-DP300N)
私の独断と偏見で選んだトラベルルーターを1つ紹介します。
「ちびファイ3」の後続機として2023年に発売された「ちびファイ4(MZK-DP300N)」です。
2.4GHzの300Mbpsのみの対応となっています。(ちびファイ3は150Mbpsの速度制限なので注意)
大きさは約30cm×45cm×55cmで重さは約53gの軽さです。
最大の特徴は「ちびファイ3」で好評だった収納式電源プラグ一体型デザインを踏襲したこと。
つまりこれ一つでケーブル不要なのが良いですね!
2.4GHzの300Mbpsのみで十分!と考える方はこれがおすすめです。
まとめ
仕事が終わりホテルに帰って「家族とテレビ通話するときに、映像が止まった」「ゲームをしているときに通信が切れた」「電子コミックの読み込みがうまくいかない」などなどするのは本当にしんどいです。
皆様が少しでも快適なホテル生活を過ごすのにWi-Fi環境を改善は結構重要度が高いのではないでしょうか。
その他にもホテルでお役立ちな持ち物を下記の記事で紹介しています。
参考にしてみてください。