スマートフォンの必需品ともいえる充電器。
しかし、いざ選ぼうとするとその種類の多さに迷ってしまいがち。
特に持ち運びに便利な軽量・超小型充電器を求める声は年々高まっています。
今回は、100g以下の中でも、特におすすめの「軽くて小さい」充電器をピックアップ。
あなたのライフスタイルに合わせた最適な一品を見つけ出しましょう。
持ち歩く荷物を最小限に抑えたいあなたに、どの充電器が最適か?
あなたにピッタリの充電器を紹介します。
スマホ充電器の基礎知識
まずはスマホ充電器にはどんな種類があるのかという事について紹介します。
充電器のタイプとその特徴
充電器のタイプとしてまずはケーブル付属のタイプとケーブルが別売りのタイプがあります。
自分の使用する環境を想像しながら考えてみてください。
ケーブル付属のタイプの利点は別にケーブルを持ち運ばなくてもいいこと。
1つのものとして纏まっているのでスッキリするかもしれません。
ケーブル別売りのタイプの利点は使用するシーンに合わせてケーブルの長さを変えれること。
コンセントの位置が「家で近い時」「カフェで使用する少し遠い時」「ホテルで遠い時」
色々なシーンでケーブルの長さを変えれるのは利点です。
私は出張が多い生活なのでケーブル別売り1択です。
充電の仕組みとは
充電は、蓄電池内での化学反応に基づいています。
蓄電池(バッテリー)は通常、正極と負極と呼ばれる二つの電極があり、これらの電極間で化学物質の変化が起こります。と難しいことはおいておきましょう。
最近の流行りのキーワードは「GaN (窒化ガリウム) 」
GaN (窒化ガリウム) 搭載の充電器は小型化で急速充電できるという優れものです。
一昔前では考えられないぐらい優れたものがありますのでおすすめです。
持ち運びの利便性と省スペース性
持ち運ぶことを考えるとやはり小型のものを選ぶのが良いでしょう。
充電器の特徴としてはコンセントが折れるタイプと折れないタイプがあります。
家の同じ場所で使用するのなら折れないタイプの方がおすすめです。
コンパクトで安価なことが多いですし、折りたたむ機構がどうしても壊れやすさにもつながります。
私みたいに出張が多く持ち運ぶことが多い方にはコンセント部分が折りたためるタイプがおすすめです。
鞄に入れた時に引っかかる心配もないし、折りたたんだ状態の方がかさばりません。
重要な選び方のポイント(絞り込みのための比較ポイント)
充電器を選ぶ際に数点気にするポイントがあります。
値段が高くて良いものを買えばいいわけではなく、ご自身に合った中での良いものを購入しましょう。
充電速度(出力の大きさ)
充電器の出力電力は、充電速度に直結します。
通常、スマートフォンの充電器は5Wから30W以上までさまざまな出力をがあります。
一般的に5Wに比べて20Wは約3倍の速度で充電できると言われています。
大容量バッテリーを搭載したスマートフォンほど、高い出力の充電器が効果的です。
従来が上限7.5Wに対し上限100WのものをUSB Power Delivery(USB PD)といいます。
が、各スマートフォンでは対応できる出力に上限があります。
ですのでまずは自身の持っているスマートフォンの対応出力を知る必要があります。
例えば「Google Pixel 8」では上限が27W、「iPhone 15」では上限が27Wとなっています。
スマートフォン専用としては充電器を購入する場合は目安として30Wのものを購入すれば現在の最大充電速度であると言えます。
対応端末・互換性の確認(ケーブルの種類)
スマートフォン充電ケーブルにはさまざまな種類があり、それぞれ異なる用途や特徴があります。
USB Type-A to Micro-USB(片側がtypeAで片側がMicroのタイプ):主に古いAndroidスマートフォンや一部のデジタルカメラ、Bluetoothイヤホンなどに使用されます。
USB Type-A to USB Type-C(片側がtypeAで片側がtypeCのタイプ):現代のAndroidスマートフォンや一部の新しいノートブック、タブレットなどに使用されます。
USB Type-C to USB Type-C(両方ともがtypeCのタイプ):主にUSB Power Delivery(USB PD)をサポートする高出力の充電に使用されます。新しいAndroidスマートフォンや一部のノートブック、タブレットなどがこれに対応しています。
Lightning Cable:Apple製品(iPhone、iPad、iPod)の充電およびデータ転送に使用されます。
自身のスマートフォンの充電口のタイプが「Micro-USB」「USB Type-C」「Lightning」のいずれであるかを確認して選びましょう。
ブランドと価格
購入にあたってまずは保証が利くか効かないかという点は重要でしょう。
3大キャリア(au,docomo,softbank)でスマートフォンを購入している方の場合はスマートフォンを購入の際に純正の充電アダプターを進められると思います。
これは粗悪品の充電器を使用したことによりスマートフォンが故障する可能性があるためです。
ご自身のスマートフォンに追加の保障として「純正の充電器を使用していない場合はスマートフォンが故障した場合でも保障しません」という保証の範囲があるかどうか確認ください。
(私みたいにシムフリーのスマホを別で購入して格安SIMを差して使用している場合は関係ありませんが・・)
この保証にお金を払っている方は純正品と言われる自社のキャリアで販売している充電器を使用することをおすすめします。
ただはっきり言ってこの充電器は高くてデザインも選べないので私はあまりおすすめしません。
信頼の高い充電器メーカーは沢山ありますのでそちらをおすすめします。
最終選択:どの充電器を選べばいいのか
私なりに考えた上に充電器を選ばせていただきました。
スマホのみで使用する方におすすめモデル【Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)】
私が選んだのはアンカーさんの「Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)」です。
私の選択のポイントは
出張が多いので小型である「GaN (窒化ガリウム)の製品であること」
持ち運ぶことが多いので「電源プラグが折りたためること」
ケーブルの断線時にケーブルを交換できるよう「ケーブルは別売りであること」
充電は早いことが前提なので「出力30Wであること」
充電器のトラブルでスマートフォンが壊れたくないので「ある程度信頼のあるメーカーのものであること」
以上のポイントを考慮し選ばせていただきました。
写真の様に10円玉とほぼ同じ大きさです。
はじめてみたときははっきり言って充電器もここまできたか!と思いました。感動ものです。
セールで購入すると3000円程度で購入できるのもうれしい点です。
PCでも使用する方におすすめモデル
PCで使用したい方は30Wでは出力が足りないかなと思います。
私の使用しているLENOVOのノートパソコンはUSB Type-Cで充電できるタイプとなっており入力が65Wが指定となっています。
ノートパソコンの種類によっては入力として100W必要なものもありますのでご自身のPCに合ったものを購入するようにしましょう。
65Wにておすすめなのはアンカーさんの「Anker Nano Ⅱ65W 」です。
「Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)」に比べると二回りほど大きいです。
が、ノートパソコンを買った時についてくる純正のACに比べると圧倒的に小さいです。
ノートパソコンを使用しないときはスマートフォンも充電することができます。
自動的に27Wに調整して最大限の充電速度で充電できます。
便利な世の中ですね。
まとめ
私なりに充電器を選ばせていただきました。
各自に合った充電器はそれぞれだと思いますので
皆様にあった充電器を選ぶ手助けになれればと思います。